高脂血症を防ごう
高脂血症の状態が続くと動脈硬化の進行が早まります。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞の原因となる大変怖い変化です。食生活の欧米化や運動量の減少に伴い、最近は若い人でもすでに高脂血症になっている人が少なくなく、その危険性と予防策を広く啓蒙することが必要と考えられます。高脂血症の予防において最も重要な因子は食事と運動です。その両者について簡単に解説します。まずできるところから始めてみましょう。

〜食生活編〜
@食べすぎない!  身長「m単位、168cmだったら1.68」の2乗×22=理想体重です。
その理想体重の1kgあたり1日30Kcalが1日あたりの理想摂取カロリーです。
A動物性脂肪は控えめに!  動物性脂肪:植物性脂肪+魚類=1:2で摂りましょう。
Bコレステロールの多い食品は控えめに!  特にレバー、魚卵、卵黄、うに、イカなど
C甘いものは控えめに!  糖分、穀類の摂りすぎは中性脂肪を増加させます。
D食物繊維を多く摂りましょう!  食物繊維はコレステロールの排泄を促します。
E野菜を多く取りましょう!  野菜に含まれるビタミンはコレステロールの動脈硬化促進作用を抑えます。

〜運動編〜
運動は動脈硬化を予防するHDLコレステロールを増加させる他、脂肪全体を燃焼させ減少させる効果があります。ただし運動の仕方には多少工夫が要ります。運動を始めた最初の20分くらいはまず糖分が燃料として使われます。その間は脂肪はあまり燃焼されません。脂肪が燃料として使われだすのはそれ以降ですので運動をする場合は、30分は継続して行う必要があります。ただ激しい運動をする必要はありません。やや早足で散歩をしたりするだけでも効果はあります。毎日でなくても良いです。週に3〜4日でも効果は持続します。睡眠不足や体調の悪いときは無理してやらないことです。その他運動中に胸痛がある方は医師の診察や検査が必要ですし、腰痛や膝の痛みがある方は、その都度医師と相談の上適切な運動を指示してもらうことが必要です。途中で断念しないよう楽しみながら継続できる自分にあった運動を選ぶことが重要です。

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