生活習慣病って
長い期間にわたり生活習慣に問題があって引き起こされることが多い疾患を生活習慣病といいます。高血圧症、糖尿病、高脂血症、痛風(高尿酸血症)などが代表的なものです。生活習慣病は誰もがなり得る身近な病気である上、大変怖い病気の下地となりうるものであり、その予防は大変意義のあることです。生活習慣病が怖い最たる理由は、上記のいずれもが動脈硬化をはじめとした血管の老化を進行させるものであるということです。動脈硬化はその名の通り、血管が硬くなって弾性を失い延長蛇行する現象を言います。血管壁自体も肥厚し血管内腔が狭くなり血管内面も古びたアスファルト面のようにところどころ穴が開いたりひび割れしたような状態になります。そうなると血液の流れに乱れが生じ血栓を作ったりします。血栓は血管のサビみたいなもので厚く積もると血管自体を閉塞させてしまうこともありますし、何かの拍子に血管の壁からはがれて流れ着いた先の血管を詰まらせてしまうこともあります。また全身の血管が弾性を失ってくると血圧の緩衝作用が低下し高血圧の原因になります。年齢にしたがって高血圧の方が増えてくるのはこれが理由です。血圧が高くなってくると血管にかかる負担が増加しまた動脈硬化を進行させるという悪循環になります。さて動脈硬化に起因する病気すなわち生活習慣病により引き起こされる病気にはどのようなものがあるのでしょうか?代表的なものは、脳梗塞、心筋梗塞、下肢動脈血栓症などです。いずれも人生を左右しかねない重大な病気ばかりです。
生活習慣病の怖さをご理解頂けたかと思いますが、では、生活習慣病予防の10か条を下記に示します。

@適正な体重の維持
A食事の質と量を考えて(脂肪エネルギーの比率を25%以下に。豆・野菜類を多めに)
B塩分は少なめに(食塩は1日10g未満に)
C適度な運動の習慣を    毎日30分程度の散歩を
D十分な睡眠を   疲労をためすぎない
Eストレスをためすぎない   趣味などで発散を
F禁煙(喫煙は一番悪いです)
G飲みすぎ注意
H口腔内を健康に   虫歯や歯槽膿漏の予防を
I定期的な健康・生活習慣の見直しを    年1回の健診を

生活習慣病は、主に中高年に発症することが多いですが、20〜30代の無理や不摂生が原因とも言われています。まだ若いからと油断せず悪い芽は小さいうちに摘み取るように心がけていきましょう。

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